ド畜生です。
先日、待望のDELTARUNE CHAPTER2が配信となりましたね。
まさかのSteamによる配信でびっくりしました。(前回は公式サイトからのインストールでした)
そして本日のニンダイではスイッチ版の配信も発表されていました。
undertale.jp
今やゲームをかじっている人ならば聞いたことがない人はいないであろうというところまで成長したインディーズゲームタイトル、Undertale。
Twitter等SNSや、動画媒体で既に様々な情報が出回っている今、今更感のある記事ではありますが、これってオススメのゲームなんだろうか?ということをちょっと喋ってみたいと思います。
全内容に先駆けますが、何も知らない方は何も知らないまま初見でプレイするのをおすすめします。
忘れられないゲーム体験になるはずです。
※以下、UndertaleおよびDELTARUNEの軽微なネタバレを含みます
「誰も死ななくていいやさしいRPG」
これがこのゲームの触れ込みです。
ゲームに強い人ならなんとなく胡散臭さを感じるでしょう。
戦闘画面は白と黒を基調とした、どことなく殺伐とした雰囲気から、「やさしい
RPG」を連想するのはなかなか難しいです。
コンシューマーに移植されて後は更に顕著で、
CERO:Bの指定がある他、パッケージ裏面には”暴力”のアイコンがあります。
そうです。”死ななくていい”のなら、”殺す”ことも選べるのです。
というより、今やRPGというゲームは敵を倒すことを主目的としているものが大半で、誰も死ななくていいなんてことをわざわざ売りにしている時点でかなり胡散臭いのです。
しかし、どのような行動を取り、どのような結末を迎えるのかは全てあなた次第。
つまりそういうゲームなのです。
どんな人に向いているのか
圧倒的に、ゲーム好きな人に向いています。
苦手なジャンルがあるとか、トラウマは苦手とかそういう人はあんまりおすすめできないです。
あるいは、そういった精神的恐怖に勝るくらいゲームが好きか。
一つ、自分がこのゲームを通して遊べるかどうか、判別する指標のようなものがあると私は考えています。
ゲームの冒頭も冒頭、お花のフラウィーによる”チュートリアル”を見てどう感じるか、です。
しかし冒頭も冒頭、そんな最初だけ見て遊べそうもなかったら買った意味が…と思うかもしれません。
そこで誰でもいいので、配信者なりなんなりのプレイ動画を参照しましょう。
おそらく、プレイ開始から冒頭の3分ほどで確認できるでしょう。
正直それだけを見てこのゲームを遊ぶことを断念するのはもったいないと思いはするのですが、無理!無理!絶対無理!となるくらいならやめておいたほうが無難だと思います。
ゲーム好きというのは、遊ぶのもそうですが、ゲーム文化全体を通して、という意味もあります。
この意味は、Undertaleというゲームを遊びきってからでないとわからないかもしれません。
とにかく、あまりゲームを数こなしていない人が話題作だからやってみようというノリでやるとちょっと厳しいかも。
ただ、ゲームが上手い必要はないと思います。
むしろ、ゲームが好きだ!という気持ちがあったほうが楽しめる…気がする。
ゲームの中身について
正直、戦闘の面白さとかをメインに据えたゲームではないと思います。
もちろんつまらないということでは全くないのですが、派手なアクションとか、緻密なコマンドバトルを求めているのであればお門違いということです。
それよりかは、キャラクター性、ユーモア、ビジュアル、音楽、ストーリー性、そういったものの魅力が非常に強いです。非常に。
あとは、ちょっぴりの弾幕。
有り体に言ってしまえば雰囲気ゲーなのかもしれません。
が、様々な隠し要素・細部までこだわった演出・くすっと笑えるローカライズの数々、必見です。
ちなみにDELTARUNEのラルセイがめっちゃ好きです()
ルート分岐について
※ここから大きめのネタバレ
大きく分けて通称Nルート・Pルート・Gルートがあります。
それぞれ、ノーマル・パシフィック(平和)・ジェノサイド(虐殺)の略です。
分岐の仕方は…遊べばなんとなくわかるはずです。
完全に個人的な意見なのですが、Gルートはあまりおすすめしないです。
難易度が非常に高いことに加え、後味が非常に悪いです。(ゲームが上手い必要がないと言ったのは誰だ)
NルートとPルートだけ遊んで、どうしても気になるなら動画でGルートを見ておけばいいと思います。
自分はGルートまでやって、若干の後悔が残りました。
…この後味の悪さ、後悔を残すようなところまで含めて味わうことになるからこそ、ゲーム好きに勧めたいという側面があります。
だってゲーム好きなら全エンド踏みたくなってしまうでしょう?
めっちゃ個人的な感想
めっっっっっっちゃ人に勧めたいのに、初見でプレイしてほしいがために人に勧められないネックを抱えたゲームの一つです。
間違いなく名作に数えられるべきゲームです。
その一方で、私は二度と遊ぶことはないと思います。そういうゲームなのです。
夜にプレイするべきではないです。漏らしかけました。
曲がほんとにいいです。魅力的な曲ばかりです。
場面それぞれに対してそれ!それ!となる適切な曲が使われてめちゃくちゃ盛り上がります。
戦闘として一番楽しかったのは、正直なところGルートの最後の人です。
まぁ明らかにあそこだけ難易度が桁外れですしね。そりゃそう、という感じ。
色んな意味で、最後の砦ですからね。
海外ファンアート、トリエルママのがめちゃくちゃ多いですよね。
いかがだったでしょうか。
何にせよ、遊んでほしいゲームの一つではあります。
これから先もずっと遊ばれる忘れられないゲームでありますように…
DELTARUNEもめっちゃ楽しみに待っています。
…今気がついたけどDELTARUNEってUndertaleのアナグラムだったんですね?すげぇ。