ド畜生黙示録

オタク的ないろんなこと

人外は簡単に屈しないでくれ

総括

人外は上位存在であってくれ

何の話?

二次エロの話。

人外娘はあくまで人間の上位存在であってくれよ、なぁ。

どうしてそんなに拗らせてるんですか

俺のエロの開花の話になるんですが、明確に意識し始めたのは人外娘なんですよ。

サキュバスなんですが。

当時、小5。

当時、まだそれなりに異常性癖寄り扱いだった(よね?)人外ジャンルですが、おそらくM向けのものが多くを占めていたというのが理由としてはあるような気がします。

基本的に人外は人間の上位存在であり、リバ系はあんまりなかった…ような…

というわけで俺の性癖を拗らせたサイトを2つご紹介。

サキュバスの巣

http://www.ni.bekkoame.ne.jp/ruly/indexx.html

俺が明確に性癖を拗らせた原因のサイト。

説明にもある通り、サキュバスに限らずリバなしで”男が女に犯される”シチュに拘ったサイト。

したがってM向けのサイトであることは明確だし、人外ジャンルはリバなしM向けという印象がついたのはこのサイトの影響が強いと思います。はい。

ちなみになんですが、当時の私はこのサイトの完成済み小説のうち、☆裏5・サキュバス無限地獄☆を聖典のように崇めていた記憶があります。

これこそリバなし・上位存在としてのサキュバス・無慈悲なまでの搾精の原型である、と思います。

死という終わりがあればまだ救いがあるものの、不死身の身体では終わりもない…というのがまさに無限地獄。


魔物娘図鑑

kurobine.sakura.ne.jp

未だに更新が続いている魔物娘図鑑。

様々な人外娘を画像つきで紹介する、といった内容のサイト。

そして有志が”被害報告”といった形でSSを投稿しています。

いいですよね、センスがあります、”被害報告”。

このサイトに関してはR-18やM向けに限らず、様々な形でSSが投稿されています。

が、作者様による魔物娘の説明はやはりどちらかといえばM向けと言っても差し支えないようなものが多く、拗らせた一因であることには間違いがありませぬ。

一番好きだったのはアルラウネ/リリラウネ、レッサーサキュバス

自分の空間に引きずり込むというのが好きだったのと、悪堕ち/TS系にも手を出していたのもあって、人間からの取り返しのつかない変化…というシチュエーションは非常にそそられるもの。

あと百合も好きだったのでねぇ、特段リリラウネは様々な形でシチュエーションが考えられるからもう最高です。

エロの根源は背徳である

これは座右の銘とも言えるくらいに再三言っていることで、やはりエロをエロたらしめているのは背徳、背徳感だと思うのですよ。根拠はないけど。

いや、ないことはないですが。

エロコンテンツに初めて触れるのが真に18歳以上である人なんて世の中で指折り数えるほどしかいないわけで。

初めてエロコンテンツを見た時、どんな感情を抱いたでしょうか。

多分、”見てはいけないものを見ている”、”いけないことをしている”感覚に襲われたのじゃないかなぁと思います。

それこそがエロをエロたらしめる原初の感情であり、根源であり。

”いけないこと”であるからこそエロティシズムを喚起するのではないかと私は思うわけです。

故にヌーディストビーチで裸んぼがたくさんいたとしても、それは果たしてエロに該当するのかなぁ、とも疑問に思ったり。

なぜならそれがそこでのコードであるのなら、むしろ正しいことであって、そこからエロティシズムを喚起することはできるのだろうかなぁ、と。

全部妄想ですけど。

で、その極地が異常性癖。

普通の性癖は誰もが”普通に”摂取しているものだから、さして興奮できない。

現実ではありえないこと、もの、シチュエーション、理解の埒外へ。

現実から背くことへの背徳。

それが異常性癖。


コンプレックスは性癖を生む

なぜサキュバスだったのか?というのは当然の疑問です。

今思えば、それは受け身でいたかったから、ということの証左。

それから、破滅願望。

今も昔も、ずっとそんな積極的に生きたいと思うような人間ではなくて、どちらかといえばダウナー寄り。(その割にはよく動いていたような気もするけど)

もっと大きい要因は、容姿へのコンプレックス。

要は、精さえあれば交われる。なんなら、そのまま破滅まで向かう。

どんな見た目であろうと快楽と堕落の末まで運んでくれる存在はまるで天使。実際には悪魔そのもんだけど。

コンプレックスを抱えているとそれを補うような形で性癖が生まれるのではないかという仮説がド畜生大学によって提唱されており、近年検証が進められています。いません。

つまり、顔面がどうだろうと許されるシチュエーションと、破滅を望んだ結果がサキュバスなんですね。

余談ですが、高身長だと却ってサイズフェチになるとか、痩せ体型に意外と肥満化フェチが多いとかそういうのもあると思いますよ、多分。

後者はよーわからんですが、前者に関しては簡単で、自分が高身長だとコンプレックスとまではいかないにせよ、自分の方が視点が下という願望が叶えにくいからというのがあると思いますねぇ。マゾ限定の話ですが。

ともかく、有無を言わさず向こうから破滅を運んできてほしいという女々しい願望の現れ、コンプレックスの果て、それがサキュバスという境地だったわけです。

俺の救いを奪わないでくれ

サキュバスは私に破滅≒救済を運んでくれる存在であったわけで、そんな上位存在が軟弱になってしまっては困るのです。

割と最近の商業誌はサキュバスが受け手に回るようなものも少なくなく、サキュバスのくせに快楽堕ちするとか、してやられるみたいなのがまぁ多いこと。

頼むから、もう少し威厳を持ってくれ、と。

私は自分から積極的に出られるような人間ではない、だからこそ女性上位のシチュエーションは魅力的であり、それを叶える一つの手段が人外だというわけです。

それなのにただ角と羽と尻尾を生やした淫売が男相手にヒンヒン言ってたらそりゃもう人外である意味がないのです。私にとっては。

コスプレでいいじゃねぇかよそんなの。

まぁわかりますよ、そういう需要があるのも。というか気分次第で見たいものなんかころころ変わるし、私も読むこともありますよ。男性優位の人外シチュ。

例えば日常と人外娘が共存しうるシチュエーションとかね。そういうのなら全然アリ。R-18じゃないけど『モンスター娘のいる日常』然り。

けどまぁそれはそれとしてそんなもんばっかになったらそれはそれで困る。本当に困る。

堕落、破滅、諸々、人外娘に本来的に求めているものはそういうこと。

人間ではどうすることもできないという屈服、制圧感、諦め。

そうしたものが救いなのですよ、私にとっては。

だからこそ俺から救いを奪わないでくれ、と言いたいわけで。

まぁ結局

コンプレックスの塊の魂の叫び、もとい僻み、妬み、恨みでした、ということです。

くだらないね。

異常性癖拗らせた人間なんてだいたいこんなもんだよ。

言語化する人がどれくらいいるかはわからないけど。

そもそもこういう領域自体がセンシティブで、あまり表に出ないし、出てもネタ半分みたいだったり。

めんどくさい人間は生きづらいですよ、えぇ。

余談

ドラゴンカーセックスってあるじゃないですか。

あれ、異常性癖の筆頭みたいな形で槍玉によく挙げられてるけども、実際はそうじゃない。

そもそも、ドラゴンカーセックスは特定の性癖じゃない。というか、性癖を表す言葉にしては”詳しすぎる”。

どういうことか。

ドラゴンが車を犯すというシチュエーションの中に、一体どのようなフェチズムが介在しているのか?ということを考えてみると、

・ドラゴン→ケモノないし人外属性

・車→機械・物質ないし無機物を犯すシチュ

・ドラゴン/車というサイズ差→サイズフェチ

こういうことです。

なので、ドラゴンカーセックスというのは、”人外が/サイズ差によって/無機物を蹂躙する”シチュエーションである、と結論付けられるのです。

でもこれ、実際のところはそういった界隈では有り体な表現で、特段異常かと言われると、そうでもない。(異常性癖界隈にいすぎて脳が焼かれてるのでは?とか言わない)

特にケモナー界隈では体格差/サイズフェチを兼ね備えている人が少なくないという。特にオスケモ界隈。

それを加味すると、ドラゴンカーセックスという語自体が、そうした異常性癖界隈を揶揄するために生まれた言葉なのではないかと思わずにはいられんのです。

ありふれた表現の中から、わざわざドラゴンの機械姦だけを語として抽出する意味が私には理解できない。

もう少しノーマルなものに置き換えるとすれば、例えば

"男の娘が/巨根で/オナホを破壊する”シチュエーション…ノーマルじゃねぇ!!!!!!!!!(これをオチにするつもりだった)

参った。焼かれた脳味噌では普通のシチュエーションが思いつかない…ふむ、

”小五ロリが/机の角で/オナニーをする”シチュエーション。

いくらかマシになった。

と、ここまで考えたけれども、ここで重要なのはこの中身ではなく、仮にこうしたシチュエーションがあったとして、これをわざわざ別の語で置き換えて性癖として扱うのか?ということ。

”男の娘巨根オナホ破壊”とか”小五ロリ机の角姦”とかそんなバカげた名前をつけて特別にシチュエーションとして扱うか、ということなのですよ。

これは奇妙なことだとわかるはずです。

つまり大きい枠組みで言えば、ドラゴンカーセックスとは要はサイズフェチのジャンルの一つであって、わざわざ名前を与えられるような性癖なのか?という疑問が当然湧き上がるのであって。

だから、異常性癖としてドラゴンカーセックスを槍玉に上げるような人間は、異常性癖に対して何の理解もなく、思慮が足りず、実は二次エロは大して好きじゃなくてほとぼり冷めたら女作って三次エロしか摂取しなくなるような節操なしだと私は断定するのです。

というか、サイズフェチ界隈の人間が不憫ですよ。

結構いると思うんですけど、そういう拗らせ方した人。車に限らずビルとかの建造物ならかなりの数見るような気がするんですが。

え?俺が拗らせてるだけ?

正解です。