私は幼少期から両親に英才教育を施されてきたので、舌だけやたら肥えている。
故に料理経験はなくとも比較的何をしても変なものは出来上がらない。
隠し味をしても失敗しないタイプである。
ので、今まで使ってきたカレーの味付けを備忘録として記す。
なお、割と何でも食べるバカ舌なので(肥えてるんじゃないいのかよ)「~できる。」は語尾に(気がする)が付くので悪しからず。
実際に使ったもの
ウスターソース
ド定番。
塩味とコクを出すことができる。
入れすぎるととんかつソースみたいな匂いがしてきてしまうのでほどほどに。
でもまぁそれを入れすぎたのがゴーゴーカレーとかチャンピオンカレーみたいな金沢系カレーなのかもしれない。
お好みで。
はちみつ
これも定番。
バーモントカレーのCMでおなじみ。(今もやってるんだろうか)
甘みもさることながら、後味に深みを残すことができる。
激辛カレーを作るってんじゃなければ必須だと思ってます。てか辛いカレーでもできれば入れたい。
りんごのすり下ろし
バーモントカレーその2。(?)
りんごにはちみつがかかってるCMを思い出したらひらめいた。
はちみつ同様、甘みを加えつつ後味を変えることができる。
カレールーだけだとどうしてものっぺりした味わいになってしまうのでこの辺が結構大事。
野菜ジュース
友達から聞いて目からウロコが落ちた。
これだけで多種多様な野菜をコトコト煮込む手間がある程度省ける。
トマト系の野菜ジュース(1日分のなんとか系とか)だと酸味が強め、人参系の野菜ジュース(野菜生活のオーソドックスなやつなど)だと甘めになる。
野菜一日これ一杯を入れすぎると、ハヤシライスみたいになる(一度失敗した)。
オールスパイス
もはや隠し味というかカレーの根幹みたいなやつ。
辛さの調節用。
ただ、甘いカレーだからスパイスが入っていないというのはちょっと話が違う。
多分だけど安めのカレールーを使うならこの辺のスパイスを加えたほうが味わいが良くなるんじゃないかなぁと勝手に思っている。
ガラムマサラ
同上。
本格派カレーはだいたいこれ使ってる(ほんまか?)
結構辛くなるのでオールスパイスとは違って甘口が好みならあんまり入れないほうがいいかも。
あるいはこれを入れた上で牛乳少量とかはちみつで調整するか。
入れるだけでそこそこ出来の良いカレーになるので頻繁に作るならコスパ良。
みじん切り玉ねぎをにんにくとバターで炒めたもの(名称不詳)
必殺技。
玉ねぎは具材ではなく隠し味。
父親秘伝。
父親はこれをギーと呼んでいたが、今調べたらギーとは、
そもそもギーとは何か。
まず新鮮な牛乳を加熱して乳酸菌で静置発酵させてから(これがインド製ヨーグルトのダヒである)、撹拌して発酵バターをつくる(現地ではマカーンと呼ばれる)。さらにその発酵バターをしばらく煮立たせた後、澱のような沈殿物をとり除く。これが本場のギーである。
日本では発酵バター自体が比較的高価なこともあり、無発酵の無塩バターを煮立たせ、ろ過することでギーをつくるのがもっぱらだ。
グッと純度の高い溶かしバター、それがギーである。
ふつうの溶かしバターと決定的に異なるのは、その香りだ。バターよりも軽く、うまみにあふれた独特の香ばしいにおいがたまらない。
とのことである。大嘘じゃねぇか。こんなホラ吹きだから父親が嫌いなんだ。
盲目とは怖いもので、ある時目が覚めるとあらゆる方向へ怨嗟が振り撒かれる。
話が逸れた。
まぁしかし味の方は抜群である。
にんにくが使われるので人によってはキツい味わいになるかもしれないが、にんにくの香ばしさ+バターのコク+玉ねぎの甘みのあわせ技でカレーには最強の効果を発揮する。
これ無しではカレーが作れません。
以下使ったことがないけど見たことがあるもの
ココナッツミルク
本格派カレーにかかってがち。
こんなもん使わないので買ったことがない。
バターチキンカレーみたいなのに使うとそれっぽいコクが出そう。
ほうれん草
緑系のカレー(?)に使われがち。
なんて呼ぶんだっけと今調べたらサグカレーと呼ぶらしい。そういえばそんな名前だった。
あんまり食べたことないのでわかんないけど多分美味しいよ(適当)。
牛乳
甘めのカレー作るなら結構使いそうだけど基本作らないので入れない。
が、正直あってもいいと思う。
味がまろやかになりそう。
今度ちょっと入れる予定。
ヨーグルト
牛乳の互換的な。
牛乳に比べると甘みより酸味が強い。多分。
みんなも自分だけの組み合わせで最強のカレーを作ろう。