※バージョン0.91時点での記事です
バックパック・バトルとは
カバンの中にアイテムを詰め込んでオートで戦う、PvPローグライトの超新星である。
プレイヤーは5個陳列されるアイテムの中から任意のアイテムを購入し、カバンの中に詰め込んで、対戦相手と戦う。
アイテムは自動で発動するため、試合が始まってしまえばプレイヤーが介入する要素はなく、いかに上手にカバンに収納するかが問われる。
詳しい遊び方は別のところでどうぞ。
ドラゴン軸パイロマンサー
パイロマンサーは製品版で追加されたクラスで、毎ターン自動で購入されるフレイムを駆使し、高いヒートバフ(アイテムの発動速度が上がる)によって速攻を仕掛けるクラスである。
そのサブクラスとしてスケイルウォーデンを選ぶことにより、このドラゴン軸パイロマンサーが可能になる。
パイロマンサーはその高い速効性の反面、アイテムの使用速度が非常に高いためスタミナ切れが早く、通常武器による攻撃をメインに据えると、簡単にメタを張られてしまうだけでなく、こちらの対策札としてもバナナやヒーローポーションを大量に積まなければならなくなってしまい非常にビルドの可塑性が下がる。
その弱点を解消し、パイロマンサーの特徴である速攻を最大限活かすことができるのがドラゴン軸である。
ドラゴンは製品版以前にもあったアイテムで、ドラゴンの卵をバックの中に2ターン置いておくことで、スタミナ0で攻撃が可能になるペットになるという代物である。
スケイルウォーデンのアイテムであるドラゴンの寝床は隣接したドラゴンの卵を1ターンで孵化させ、隣接したドラゴンの攻撃時に体力を回復させる効果を持つ。
体力回復効果は0.9.1でナーフ済みだが、それでもなお強い。
序盤は適当にしのぎつつ、サブクラス解禁からは大量のドラゴンで速攻をしかけ畳み掛けるのがドラゴン軸パイロマンサーの魅力である。
序盤のビルド
初手は剣2本+石炭、砥石+バナナ+α。
特に何を差し置いてもバナナは必須で、剣2本でスタミナ切れを起こしてしまうのがほぼ確定なため、ないとミラーマッチの際ほぼ確定で負ける。
また、このゲームにおいて合成を行うターンはカバンの配置が歪むなどの理由から基本的に弱いとされているため、合成ターンはできるだけ早い方が良い。
初手で砥石2個は現実的ではないので、石炭を優先したいまつ→燃えるたいまつを最速で完成させるのが良い。
画像のビルドでは砥石ではなく、ニンニクを優先した。
これは最序盤において3のシールドというのが値千金というだけでなく、バナナを加速することができるためである。
ニンニクを積んだ場合、初手砥石2個などの超上振れでなければミラーマッチと一般的な対面はほぼ勝てる。上振れたバーサーカーがキツいくらいか。
序盤から2~3ターンで炎の剣は完成させておきたいところである。
とにかく砥石を祈る作業。
合成ターンは早ければ早いほど良いため、場合によってはこのようなビルドでも構わない。
ブタの貯金箱はパイロマンサーと非常に相性が良い。
フレイムの効果がバトル開始時に発動するため、ブタの貯金箱の効果が無駄なく活用できる。
また、ブタの貯金箱は3ゴールドでの購入、2ゴールドで売却できるため1ターンカバンに置いておくだけで収支はプラマイゼロ。2ターン目1以降から収支がプラスになる。余裕があれば買って損はない。
灼炎の剣に中盤で派生させるので砥石は買えるだけ買うと良い。
ただし、優先度の高さとしてはバナナ>砥石である。
これはバナナのレアリティが低いため、中盤で2本必要になるとなかなかショップに現れなくなって詰むことがあるためである。
中盤
灼炎の剣の完成~ドラゴンの寝床の購入あたりまで。
灼炎の剣は最悪炎の剣にのままでも大きな問題にはならない、それどころかバナナが2本ないと確実にスタミナ不足に陥るので優先度は低い。
※また炎の剣2本ののほうが良いなど諸説ある
正直中盤はアドリブで良い。
スラバートを買うもよし、食べ物を買っておくもよし。
ただし、終盤でバック容量を非常に使うのでカバンを見つけたら必ず買っておくこと。使い勝手が良いので革のカバンが最優先。
カバンを広げつつ、過度なリロールを控えてサブクラス解放を待つ。
終盤
やることは非常にシンプルで、ドラゴンの卵を見つけたら孵化させる、置く。
これだけ。
これがドラゴン軸パイロマンサーがわかりやすい所以である。
複雑な収納を必要としないし、とにかく単純。
ただ、孵化ターンから火力が出るようになるまでにラグがあるのが難点で、このためストレージが小さいと詰みかねない。
炎の剣・灼炎の剣はドラゴンにも入るので隣接させるのを忘れずに。
とにかくある卵を買わないと間に合わないので、どの色がいいとかはあまり気にしてはならない。
ドラゴンオーブ+赤ドラゴンで黒曜のドラゴンに進化することができるが、これは基本1体でいいと考えている。
6マスをバックに収納するのが困難なだけでなく、ドラゴンオーブの効果が非常に強力なため直置きの方が強い可能性が高いからである。
ナーフによりクリティカル回数が5→4になったが確定クリティカルというだけで強力なのに変わりはないので余裕ができたら優先して購入して良い。
このように剣+ドラゴン+ドラゴンオーブを敷き詰めるだけで相手が溶ける簡単なビルド、それがドラゴン軸パイロマンサーである。
有利対面
環境外のビルド
とにかく圧倒的に早く、無対策のビルドは瞬殺する火力がある。
そのため、環境に存在しない甘ったれたビルドを上から叩き潰す事ができる。
シールドなしの耐久系
基本的に速度はこちらのほうが高いため、ヴァンピズムなどで耐久を行うビルドは回復する前に溶ける。
またランタンを用いた復活系のパイロマンサーもこれにあたり、火力が足りていれば2回の復活も上から叩き潰せる。
不利対面
月の盾などの耐久系
リーパーはあまりメタに出てこないのだが、ダークセイバーを採用する耐久ビルドは不利対面になる。
ブラインドがだんだんと増えて攻撃が当たらないだけでなく、盾の採用によりスタミナが切れて剣も振れないわ何も当たらないわで最悪になる。
なおレンジャーもこのタイプのビルドがアニマルを大量に積むことで可能だったが、ナーフにより減少した。上から叩き潰す可能性が向上。