ド畜生黙示録

オタク的ないろんなこと

玉ねぎ

ここのところ、また生活習慣が乱れ始め、それだけでは飽き足らず 1日1食生活が板についてしまい、ベッドの上で腹の虫を響かせている日々である。

某大学の春Bという学期が終わり春Cが始まる時期であり、一応繁忙期は過ぎているのでギリギリ耐えているレベルだ。

単位取得状況はどうなっているかというと、たった16単位しか入れていないにも関わらずうち9単位しか取得出来ていないという始末で、まぁ余りにもひどい。

そして春Cでは1単位しか入れていない、というより春C単体での授業がほとんどなかったのでそれしか入れられなかった。(大体の授業はABやBCという形で学期を跨ぐためである)

怠惰なのでBCで跨ぐ授業を探さなかった。最悪だ。


バイトの頻度も減り、休学中とほぼ変わらないような生活がまた始まってしまったということになる。



さてバイトのあった日曜日の話なのであるが、せっかく早く寝たのにも関わらず中途覚醒し、更に寝付けず、腹も減ったとコンディションは最悪。

そして無性に玉ねぎが食いたくなった。生のオニオンスライスが。

とにかく今すぐ、どうしても今玉ねぎが食べたいという気分になったのである。今思えば全く不可解である。深夜3時の出来事。

深夜3時に寝間着のまま自転車を漕ぎ出し、スーパーへ駆け込んで玉ねぎを1玉38円で買い、素麺も買い、出来上がったのがこれである。

玉ねぎのスライスと素麺とサバ缶とポン酢とマヨネーズである。

深夜4時。

一口玉ねぎを齧るとあまりの辛さに絶句した。

齢22、異常独身男性こと子供部屋おじさん、玉ねぎを水にさらすという作業を知るわけもなく、まるまる1玉カットしてしまった玉ねぎをちびちびと食べる。

あんまりに辛くて涙が出た。

そうは言っても残すわけにもいかず、1時間くらいかけてちびちびちびと消化。今日はバイトなのにと嘆きながら。

そうして全て食べ終える頃にはもう口の中は玉ねぎの味しかしない。

玉ねぎ玉ねぎしている。

もう朝5時だ。

寝ないわけにもいかず再び床に就く。

11時に起床、バイトへ。

それから1日、口の中はおろかお腹の中、身体の髄までが玉ねぎで出来ているんじゃないかという気分だった。

舌はずっとビリビリしっぱなしだし、お腹の調子はおかしい。

屁は臭すぎる。

結局夜まで舌はイカれていた。

異常独身男性、行動力だけはあるが、知識が伴わない。

玉ねぎだったから良かったが、もっと事が大きかったら大変なことになる。

もう少し考えてから動くべきだなぁ、という話。