ド畜生黙示録

オタク的ないろんなこと

大学無理

休学から明け、復学して約1週間、感じることはひとえに”大学無理”である。


しばらく何者でもない期間を経て、改めて自覚するに至ったことであるが、やはりとにかく根っからの人間(ないし交流)嫌いで、基本的に外部から断絶されていないと活動が出来ない。

というよりかは、何者かとして生きることが私には不可能であるということである。

何者かとして生きるということは、この世の責任を身に引き受けることであり、すなわち死までに等しく与えられる責務である。

私は、それを放棄する形でしか生きられない。

それが”ド畜生”という形で現れる。

この現れ方をしている間、私はとりあえず何らかの活動をすることが可能になる。

あるいは、バイトをしている時。

店員として一切の交流をニュートラルにして、何者でもない立ち位置に落ち着く時、私は一縷の安堵を覚える。


私が本来的な意味での私でいる間、あまりに受けた傷が大きく、その現れ方を本能的に拒否している。

大学にいる間は、私が私としての生活を余儀なくされる。

何者かでなければ大学にはいられないのである。

この身体と身体が引き剥がされるような苦痛を、一体誰がわかるというのだろうか?

こんな苦しい思いをしてまで一体何がしたいのだろうか?


この9年間に限って言えば、私が私として過ごした時間はあまりにも短い。

初めは痛みから、半ばは安らぎから、そして今は閉塞から。


この人格の乖離は、ひょっとしたら現代における根深い問題なのかもしれない。

私が私である、という当たり前の感覚の危機である。

自らそれを放棄して、厭世的になって、何かを諦めているような。

そういう人がいるのではないかと、そんな気がしてならない。


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以下、翻訳


休学期間から明けて、わかったことなのですが、とにかく基本的に人と関わることが苦手なので、授業を受けるにせよ何によ、誰とも関わらない状態でないと活動が出来ないということです。

人と交流することで自分の立ち位置を規定するということが私には出来ません。

しかし、それは生まれながらにして避けられない人間としての義務であって、死ぬまで続く責任でもあります。

残念ながら、私はそれを放棄しなければ生きられません。

その結果として生まれたのが、このTwitterアカウントであるところの”ド畜生”という人格なのです。

とりあえず、自分の存在を”カッコに入れる”ことで、自らの在り方を保留し、それでようやく何かをすることが出来ます。

その最たる例がバイトということで、少なくとも店員でいる間は誰ともニュートラルな関係にあることができます。そういうことに私は安心を覚えるのです。


本来的な意味での私である間、私はたくさん辛いことを経験しました。

それ故、本来的な意味での私が現れることは次第に少なくなっていきました。

大学にいる間は、否が応でも私が、私としての立ち位置をいずれかに規定する必要があります。

何者でもない状態で、大学の活動をすることは不可能なのです。

この葛藤を誰にどう伝えて、伝えたところでそれを理解してもらうことは一体全体可能なのでしょうか?


この9年間に限って言えば、どちらかというと”ド畜生”として活動した時間の方が長いです。(前身のアカウントも含め)

何なら私が自分の名前を呼ばれた回数よりもこちらのアカウントとして呼称された回数の方が多いかもしれません。当然家庭においてを除いた場合ですが…

中学時代はあまりに辛かったのでネットに引きこもり、高校時代はかえってあのアカウントがウケたのでその形で動いていたし、そして今はその人格の殻に閉じこもる形で。

こうした人格の乖離は現代において珍しい話ではないのかもしれません。(VRChatなんて文化もありますし)

私が私である、という1=1にも近いような当たり前の摂理が、今や崩れようとしているのかもしれません。

私は私でない、というような無理を言って、何もかも諦めきっているような人が、いるのではないかと思わずにはいられないのです。

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以下、さらに翻訳


リアタイ授業で顔出しして名前も出した状態で授業を受けて次回の授業で30分の発表を強いられ(しかもペアで)たので精神がこわれました


人に何かを伝えたい時は婉曲的にではなく、もっとわかりやすい形で書いたほうがいいのかもしれません。

そしてこれを書いている今、残り4時間となった課題の提出が迫っている他、明後日にはその例の発表があり、未だスライドは完成していません。

こんなコトしてる場合じゃないっつーの。


これだけ精神をすり減らして、痛みを抱えて、何がしたいんでしょうね本当に。

私には何もわかりません。

ただ疲れてしまいました。どうすればいいんでしょう。

灰燼に帰すことができるのならさっさとそうしたい所存ですが、無理なんだよなぁ。


それでは。