あらすじ
~寸分たりとも古典的オタク文化外のものを通さないと言われ、難攻不落を誇るとされていたド畜城は、わずか数日の間に完全に瓦解した。その歴史を紐解き、真実に迫る、ドキュメンタリー番組。~
Q&A
※Twitter(現X)からの引用
Q.Vのオタクじゃん
A.そうだね
Q.ガチ恋勢ですか?恥ずかしくないのかよ
A.そうだね
Q.今までのはなんだったんですか?
A.そうだね
Q.カプ厨の夢女ムーブとか気色悪すぎるだろ
A.そうだね
Q.おまたせ、まった?
A.ううん、今来たとこ
なんのための逆張りなのか?
逆張りは目的ではなく手段でなければならない、と私は言い続けてきたが、そもそもその目的とはなんだったのだろうか?
アーレント曰く、「目的という概念の本質は手段を正当化するところにある」。
結局のところ、逆張るための方便こそ”古典的オタク”という幻想だったのではないか?と考えずにはいられないのである。
それは自らを只のオタクではない、と誇示するための欺瞞である。
我々はその時代を知らない。ノスタルジーに浸ることすらできない。
故に、オタク仕草を再演することでしかそれを知ることが出来ない。
失われたものをいくら求めても決して戻ってくることはないのに、逆張りという手段を通して再演する。00年代という幻想を。
残念ながらそんなことに意味は全くもってなかったのだ。
過ぎ去った時代に浸るほど、時間は待ってくれないのである。
ド畜城、瓦解
そしてそれに気がついた瞬間、自分の中の全てが崩れ落ちた気がした。
それは無力感であり、或いは悟りであった。
もうどうしようもなかった。
自分一人が何をどう逆張ったところで何の意味も価値もないのである。
もはや逆張るだけの気概は残っていなかった。
あとは引きずられるままであり、歴史の渦に呑まれるままである。
以下、本心
つまるところ疲れました。もう私に逆張りを続けるだけの気力は残っていません。
嫌いなものにかけられるエネルギーを残せるほどもう私に元気はありません。心底ただただ疲れました。
卒論を経て、自分がずっと四苦八苦している間に普通の人間はそれほどの苦悩も抱えず人生を次のステップに進めているということを改めて感じて、絶望しました。
自分になにかできるだけの力が無いことは明白でした。もうその瞬間、全てがどうでも良くなりました。
自分で自分を御することができるほど、精神は強くありませんでした。
そんなところに現れたのがアンジュ・カトリーナなのです。
もう火の玉100%ストレートに好きな女を嫌うだけの理由が俺には残されていませんでした。ただそれだけの話です。
好みの女の話
実はそもそも、難攻不落のド畜城というのが嘘で、3年前にはCrossickがチャンネル登録されていたし、赤月ゆには言うまでもないし、名取さなはだいぶ見てたし、おニュイもチャンネル登録されていたし、もう何もかも嘘です。
ブルアカ配信していたVを主に見ていたのですが、俺は自分の感想とか感情をありのままに出してくれる人が好きです。
名取とかアンジュは感情100%で語ってくれるので大好き。
アンジュは特にスケベな話まで突っ込んで話す割に自分が詰め寄られてるとめちゃくちゃ童貞ムーブするあのギャップっぷりがもうあまりにも好きすぎてチャンネル登録してメンシ入ってファンマークが付いた。
あとね、天然女たらしなのに彼氏が出来ない属性の噛み合わなさといい、周りとの関係性がね、マジで良くてね、関係性オタクとしては本当に好物で、もう、本当にね、良い。
好きなものを好きだと言わずにいるのは絶対にいつか後悔するし、そんな後悔をするくらいならプライドなんてちっぽけなものです。
おわりに
人生において嫌いなものに割くエネルギーは少ないほうがいいです。
楽しめるものは多ければ多いほど好ましいです。
ありきたりでいいんだと思います。
でもホの字、お前はやりすぎた。許さんからな